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tsukumaru2013_6   24 / 28

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このコーナーでは、つくば周辺の研究所や工場を見学体験し、 「あの研究所って何してるの?」「あそこの工場って何を作って るの?」など、つくばならではの気になる場所をリサーチします。 つくばの JSR株式会社 編 文/山下 扶美 写真/石塚 恵理子 第19回 今回は、 に行ってきました! JSR株式会社 JSRのイメージ キャラクター 「分子くん」です! 大小様々なモデルが。 細ーいものも作れます。すごい! 工業製品からフィギュアまで、データ さえあれば本物そっくりの樹脂製モデル が作製可能。3次元立体モデルを作るこ とで、デザインや組み付けの確認、そして 水や空気を実際に流してその動きを見る など、簡単な機能確認もできてしまうの です。いくつかに分けて作って、後で組み 立てることで自動車などのでっかいモノ も作製可能。そしてなんとヒトの体をス キャンして形を作るのも可能!ちょっと 作ってみたいかも…。 製品化前にいろんな確認をしたい企業 からの依頼の他、教材として使いたい専 門学校などからの依頼も。1ヶ月で数十 個.多い時で百個くらい作っているそう です。 緑がまぶしい、筑波西部工業団地の一 角に「JSR株式会社 筑波研究所」はあ ります。1957(昭和 32 )年設立。旧社名 は「日本合成ゴム株式会社」。合成ゴムの 国産化を目指して制定された「合成ゴム 製造事業特別措置法」の施行により設立 されました。 タイヤや自動車の中で使われる部品の 合成ゴムを製造する会社としてスタート。 現在はゴムをはじめとする石油化学系分 野だけではなく、半導体材料やディスプレ イ材料、さらには医療で使われるメディカ ル材料や環境・エネルギー分野など、私達 の日常生活の様々な場面で目にするモノ の「素材」を作っています。 例えば液晶テレビの中に使われる材料 やエコタイヤの材料、タッチパネル用の フィルム、半導体製造用の材料などなど …。挙げればきりがないくらい、街中のい ろんなところでJSRの素材達が活躍し ているのです。 でもあくまで「素材」。なかなかわかりづ らいんです。「子どもに『これの基になるも のをお父さんの会社が作っているんだよ』 と言ってもなかなかピンとこないようで …(笑)」そうです よね。作っている のはモノになる前 の「材料」の状態で すから。 さてここ筑波 研究所は光学・半 導体・燃料電池材 料など、新材料の 開発拠点として1989(平成元)年に開 設されました。同じ敷地内には医療関係 の材料を開発・研究している「JSRライ フサイエンス株式会社」、樹脂を使って立 体モデルを作っている「株式会社ディー メック」という2つのグループ企業もあ ります。「せっかくだったら見てわかりや すいものにしましょうね」とお気遣いい ただき(笑)、今回は「株式会社ディーメッ ク」を見学させていただきました。 ディーメックでは、3次元CADデー タで設計された立体像を幾層ものうっ すーいスライスデータに変換、このデー タに基づき、紫外線で固まる「光硬化性 樹脂」をレーザーで一層ごとに固め、立 体モデルを作っていく「光造形」を行っ ています。 つくまる つくまる24